

SDGs活動報告
2025-01-31
【お知らせ】オイシックス新潟アルビレックスBC様へお米を寄贈しました[SDGSの取り組み]
2024-11-20
【SDGs】新潟市社会福祉協議会を通じて子ども食堂へお米を寄贈しました[SDGSの取り組み]
2024-11-11
【SDGs】「ふるさと江南区宅配便」へ商品を寄贈し、感謝状をいただきました。[SDGSの取り組み]
2024-10-23
【SDGs】「SDGsの取り組み」を更新いたしました。[SDGSの取り組み]
2024-10-22
【お知らせ】キッズチャレンジ「親子稲刈りツアー」を開催いたしました[SDGSの取り組み]
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株式会社新潟ケンベイのSDGs宣言
株式会社新潟ケンベイは、企業活動を通じたSDGs達成への貢献を目指しています。
当社は1983年に「感謝のこころで社業に邁進し 明日への豊かな社会に奉仕する」の社是を制定し、誠実(真心)、和(信頼と協調)、躍進(自己啓発と企業発展)を念頭に置き、活動を行っております。
これからもその心掛けを日々の活動の中で実践し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
これからもその心掛けを日々の活動の中で実践し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
2022年11月22日
株式会社新潟ケンベイ
代表取締役社長 山﨑 正敏

SDGsとは
SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことで、2015年9月の国連サミットで採択された2030年までの国際目標です。
「地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)」という誓いのもと、人間、地球及び繁栄のための行動計画として、「貧困」「健康と福祉」「教育」「働きがい」「気候変動」など17の目標と169のターゲットで構成されています。
SDGsは発展途上国のみならず先進国自身が取り組むユニバーサルなものであり、日本でも積極的に取り組まれています。
SDGsの17の目標
- 貧困をなくそう
- 飢餓をゼロに
- すべての人に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- エネルギーをみんなにそしてクリーンに
- 働きがいも経済成長も
- 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられるまちづくりを
- つくる責任つかう責任
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさも守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう

株式会社新潟ケンベイのSDGsへの取り組み


自社の商品が作られてからお客様の手に届き消費される間の環境負荷を軽減します
二酸化炭素(以下:CO2)の排出抑制に取り組んでいます
省エネルギーや環境資源の保全に全社で取り組んでいます
資源の保全
ペーパーレス化や製造過程で利用するフレコンの再利用を行っています。また、名刺や封筒の再生紙使用やバイオマスインキの使用を進めています。
環境保全活動に取り組んでいます
朱鷺保護活動
「新潟県トキ保護募金」に2005年から「佐渡市トキ環境整備基金」には2008年から参加し朱鷺の保護活動を支援しています。
中山間地水田維持の天水田米への取り組み
「天水田新潟県産 コシヒカリ」の活動で中山間地農業に付加価値を付帯することにより地域経済や森林資源の存続に寄与。また雇用創出なども促進します。


製造者として安全で安心な商品を提供するとともに、健康に寄与した商品を提供します
また、捨てるもののない製造フローを確立し、資源のロスを削減します
FSSC22000の導入
安全な食品を作り続けるため、食品安全システム認証の規格を取得しています。
米粉製品の販売
製造的視点では食品ロスをなくし、消費者的視点では食物アレルギーへ配慮した「新潟のこめ粉」を販売しています。
製造の効率化
「旬表示」の利点を生かした計画的な製造や物流の効率化によるエネルギー削減・食品ロスの削減を行っています。
ロス米の削減
フードロスに関する取り組みとして、米粉・酒粉製品・米ぬか・砕米の販売により食品廃棄物の削減、飼料用米の斡旋販売により食料自給率の向上に貢献しています。
技術開発・協力
ロングライフ商品や無菌米飯の販売による食品ロスの削減や、バイオマス原料への提供やその仲介を行っています。
地域に根差した企業として、地域へ様々なアプローチを行っています
あらゆる方法で新潟の伝統を継承する活動に取り組んでいます
地域の伝統行事への協賛
地域貢献活動の一環として長岡花火や小千谷花火、新潟まつりなどに協賛しています。
地域貢献活動の一環として長岡花火や小千谷花火、新潟まつりなどに協賛しています。
様々な媒体を通じた「米」にかかわる情報発信
情報誌やSNSを通じた米に関する知識の発信や大学生との連携、特別講義などを行い知識や発想の情報交換を行っています。(詳細はこちら)


社員を守るための体制づくりに努めています
健康を守るための環境づくり
法規である健康診断やストレスチェックはもちろんのこと、インフルエンザワクチンへの補助制度やAEDの設置などを進めています。
各種ハラスメントに対する制度
現状、相談窓口を設けていますが、さらにハラスメント抑制の完全性を高める制度の策定を検討します。
現状、相談窓口を設けていますが、さらにハラスメント抑制の完全性を高める制度の策定を検討します。
綿密なコミュニケーションや、働きやすい環境を促進し、社員のスキルアップを図ります
人事考課制度
透明性の高い評価制度が実施されており、評価制度やその評価基準などについて年々より良いものを目指し、見直しを行い全社へ導入されています。
社内外での教育制度や資格取得制度
社員のスキルアップ施策や自己啓発の観点から資格取得を支援する制度が整っています。
自己申告書制度
現在の業務に関する状況やキャリアビジョン、悩みなどの情報を交換し改善する機会を設けています。

重点的な取り組みの詳細
無洗米の製造並びに販売

■ 製造での貢献
吟精シリーズをはじめとする当社無洗米商品の多くは、植物性でんぷんを用いてヌカを吸着する方式で製造しているため、工場排水を出しません。また、製造過程で発生するヌカの一部は植物油脂原料として利用されています。
吟精シリーズをはじめとする当社無洗米商品の多くは、植物性でんぷんを用いてヌカを吸着する方式で製造しているため、工場排水を出しません。また、製造過程で発生するヌカの一部は植物油脂原料として利用されています。
■ 消費での貢献
無洗米はお米を研ぐ必要がないため節水できます。また、研ぎ水が出ないため水質汚染の抑制につながります。
無洗米はお米を研ぐ必要がないため節水できます。また、研ぎ水が出ないため水質汚染の抑制につながります。
※お米のとぎ汁は肌ヌカを多く含んでいるため、それらを餌とするプランクトンや微生物の大量発生により、水質が変化し生態系に影響を及ぼすことがあります。
米袋の薄肉化(厚みを薄くする取り組み)と材質変更
2024年3月より、米袋の強度を保ちつつ厚みを薄くする取り組みと材質変更の取り組みを始めました。これらの取り組みにより、下記実績を見込んでいます。
<2024年度における削減見込量>
現在、8アイテムを対象に取り組みを実施
<2024年度における削減見込量>
現在、8アイテムを対象に取り組みを実施
- プラスチック使用削減量:1.03t/年
- CO2排出削減量:4.1t/年
今後も対象アイテムを拡大し、省資源化の取り組みを継続します。
LNGへの燃料転換
■ 燃料転換による環境保全
燃料には様々な種類のものがありますが、それらが同じ大きさのエネルギーを創出する際、環境に与える影響の度合いも様々です。当社が取り扱う燃料(重油・灯油・LPG・LNG)の環境負荷は、右図の通りLNGが最も低いものであり、CO2排出量が少なくなります。(例:重油対比LNGは約30%少ない)
また、重油に比べてLNG、LPGは酸性雨など大気汚染の原因となる「NOx(窒素酸化物)」や「SOx(硫黄化合物)」の排出量が少ない(もしくは出ない)ため、環境にやさしい燃料として注目されています。
■ 環境負荷の少ない燃料の提案
取引先の食品工場に燃料転換を提案し、脱炭素に向けた取り組みとして採用されました。この取り組みにより、下記実績を見込んでいます。
<2024年度における削減見込量>
内容A重油→LNG
内容A重油→LNG
- CO2排出削減量:4,477t/年
今後も脱炭素に向けた取り組みの一つとして、CO2排出量の少ない燃料の提案を継続します。
新潟酒販「共同配送」

2023年9月より、新潟県内最大手の酒類卸である「新潟酒販株式会社」と共同配送の取り組みを始めました。県内の遠隔地に向けた配送コストの増加など、物流諸課題の解決に向けて、配送の効率化を進めると同時にSDGsに貢献する取り組みとして実施にいたりました。
<これまでの実績(2024年6月時点)>
<これまでの実績(2024年6月時点)>
- CO2排出削減量:約2,995kg
今後も両社で連携し、さらなる配送の効率化やSDGs推進のために取り組みを継続します。
新発田特定米穀工場の精米機更新

2024年8月、当工場の精米機を更新しました。
この取り組みにより、消費電力量とCO2排出量を下記のように見込んでいます。
この取り組みにより、消費電力量とCO2排出量を下記のように見込んでいます。
<過去実績に基づいた年間削減見込量>
- 消費電力削減量:114,100kWh
- CO2排出削減量:52,500kg
今後も、省エネルギー化とそれによるCO2排出量の削減を推進してまいります。
六日町エネルギーセンターの低温倉庫更新
当該施設における空調設備の更新を実施しました。この取り組みにより、下記実績を見込んでいます。
<2024年度における削減見込量>
<2024年度における削減見込量>
- 消費電力削減量:6,000kWh/年
- CO2排出削減量:2,796kg/年
消費効率の良い空調設備に更新することで、省エネルギー化に向けて取り組んでまいります。
照明のLED化

環境保護の観点から、照明のLED化を順次進めています。2023年度末時点で、全社にある照明のうち約3割をLED化しました。この取り組みにより、下記実績となりました。
<2023年度実績>
・消費電力削減量:27,378kWh/年
・CO2排出削減量:12,895kg/年
引き続き照明のLED化を推進し、省エネルギー化に向けて取り組んでまいります。
<2023年度実績>
・消費電力削減量:27,378kWh/年
・CO2排出削減量:12,895kg/年
引き続き照明のLED化を推進し、省エネルギー化に向けて取り組んでまいります。
こども食堂や子育て支援事業への参加

「こども食堂」とは地域の取り組みとして、無料または安価で栄養のある食事を提供する場所のことです。
当社は、新潟市社会福祉協議会を通じ地域に点在するこども食堂へ精米の寄贈を行っています。
これからもこの活動を通じて、未来を担うこどもたちが明るく元気に成長する姿を見守ります。
当社は、新潟市社会福祉協議会を通じ地域に点在するこども食堂へ精米の寄贈を行っています。
これからもこの活動を通じて、未来を担うこどもたちが明るく元気に成長する姿を見守ります。
新潟大学創生学部「フィールドスタディーズ」

新潟大学創生学部様の講義「フィールドスタディーズ(学外学修)」に受け入れ企業として参加しました。
「購買層を意識した精米のPR・販売の企画提案」をテーマに学修し、最終プレゼンでは学生ならではの視点で画期的な提案をいただきました。
今後も産学連携の取り組みを積極的に推進してまいります。
「購買層を意識した精米のPR・販売の企画提案」をテーマに学修し、最終プレゼンでは学生ならではの視点で画期的な提案をいただきました。
今後も産学連携の取り組みを積極的に推進してまいります。