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#03 新入社員×新入社員【現状~create~】

新入社員 経理部事務職 
源川 明日香
Asuka Minagawa
2020年入社
新入社員 米穀部営業職 
樋口 穂純
Hozumi Higuchi
2020年入社
2020年度新卒入社の女性社員2名の対談です。
志望動機や現在の担当業務、イメージや職場環境についての入社前後のギャップなど、社会人になって約半年が経過した二人の、素直な本音を話してもらいました。
(本記事は、2021年2月実施の対談に基づき作成したものです)
―はじめに、ケンベイに入社したきっかけを教えてください。
私はインターンシップに参加したことがきっかけですね。お米の食べ比べを体験させてもらったのですが、普段から社員の方たちがやっている試食の手順を紹介してもらいました。良質な提案をするために自分達が理解を深めるという姿勢から、お客様のことを第一に考えているということが伝わってきて、自分もこういう営業がしてみたいという具体的なイメージが湧いたことが大きいです。

そうなんだ、知らなかった(笑)私は正直に言うとそこまで明確なイメージはなかったですね。なんとなく、自分は営業系よりも事務系が向いているかなと思っていて、就活サイトでいろんな企業を調べて、会社説明会に参加してという感じ。
経理の勉強をしてきたから、経理の仕事に就きたいなという想いはあったけど、当時は事務系であればあまりこだわりを持たずに考えていました。今はご縁があって入社して、経理部に配属になったことを単純に嬉しく思っています。

―なるほど。きっかけや動機はそれぞれですが、では実際にケンベイに入社してみて、入社前に抱いていたイメージとのギャップはありましたか?
お米の会社という認識だったのですが、実際にはお米以外にも多くの取り扱い商材があることに驚きました。HPや会社説明会でも説明されていたので、私の勉強不足ですが(笑)
小麦粉や砂糖などあらゆる食品原材料を取り扱う食料部、石油類やLPガスなどのエネルギー関連資材を取り扱う商事部などの売上構成比率がイメージよりもずっと大きかったです。それから、新入社員にも関わらず、自分で考えて行動するという裁量も想像以上でした。期待されているという張り合いと、適度な責任の両方を感じます(笑)もう少しマニュアル的に指導されるものだと想像していました。

私は、女性社員が多くて話しやすい職場環境だったことですね。もっと年配の男性ばかりだろうと勝手にイメージしていました(笑)年齢の近い先輩社員が何人もいて、気軽に雑談ができる雰囲気であることは、良い意味でギャップでしたね。
分かる!男性も女性も、若手の気さくな先輩が大勢いて、嬉しい思い違いでした(笑)
それから学生時代とのギャップ、という意味で言うと、周囲から『できる』という前提で仕事が持ち込まれるのは、はじめはプレッシャーが強かったです。これは自分自身の問題ですが、まだ気持ちは学生から抜け切れていないような時期でも、当然ですが会社では社会人として扱われるので、漢字の読み書きが苦手とか、車の運転に不慣れとか、そういう言い訳ができないのは学生と社会人の違いだなと強く感じました。経理の仕事って、一日中デスクで淡々と事務処理をすることを想像していたけど、実際には各部署の担当と打合せをしたり、手続きのために銀行へ外出したり、多様な業務があります。日々の業務を繰り返すなかで、イメージのギャップは自然と解消されて、不慣れだった運転も今では良い気分転換になっています。
―ふたりとも、正直にありがとうございます(笑)
―続いて、ケンベイの社風をどう感じているか教えてください。
営業としては、お客様第一主義を感じます。『感謝のこころで~』からはじまる社是もそうですが、インターンで体験した提案のための試食試験なども含めて、お客様のためにという考え方に根差していることを日々感じます。一方で、やはり営業なので、目標数値を達成しなくてはというプレッシャーもちゃんとあります。
私も、社員みんながお客様のことを考えていると感じます。経理って、基本的にはお客様に会わない部署なんですよね。それなのに経理の先輩たちはお客様のことを分かっていて、例えば災害が発生して被害のあった取引先へお見舞いをという案件があって、営業の方から手続きを依頼されたとき、先輩は●●商店さん大丈夫かなって、営業担当とお客様のことを話すんですよ。
そういう真心のあるところが、ケンベイの社風なんだろうと思います。
―社内の雰囲気についてはどうですか?記事にできないところは×××と書くので、本音でどうぞ。
なんでも言える会社だなと思います。私の性格的な部分もあるかもしれないけど(笑)
困った時には先輩が親身に相談に乗ってくれるし、些細なことでも課長が褒めてくれたりするので、安心して自分の考えを伝えられる雰囲気です。
私も、上司が自分を見ていてくれている、みんなが気に掛けてくれているのを感じます。休憩時間も、部署の先輩とおしゃべりしたり同期たちとランチに行ったり、気さくにのびのび過ごしています。
ほんとうは、コロナがなければもっと懇親会など他部署の先輩方とも接する場面があったと思いますが、どうしても行動が制限されるなかで、特に他事業所の方たちとお会いする機会がないのは残念です。
そうだよね。私も自分が販売している精米の製造現場である魚沼精米工場になかなか行けないのは残念です。商品についてもっと理解を深めたいし、製造現場の方たちともお話してみたいですね。まだ電話の声しか聴いたことのない方も多いです。
―続いて、お互いの業務内容を紹介してください。
はい。精米の営業担当としての私の業務は、スーパーやドラッグストア、ホテル、外食店へ精米を販売することです。量販店のチラシをチェックして商品や市場の情報を掴み、お客様を訪問して、消費動向の確認や今後の販売企画の相談をします。
対話のなかでお客様のお困りごとを見つけて、それを解決するための提案をすることが私の仕事です。
おお~、格好良い!営業ってそういう感じなんだね。
この質問がくると思って、原稿用意してきたからね(笑)
私は、現金管理と支払管理の業務を主体で行っています。例えば、精米の製造に係る経費の処理や仕入先への振込手続きなどがあります。手数料が合っているかの確認や、もし差異があれば原因を調べて営業担当者へ報告するといったことが実務的なことです。
一日のタスクがあって、それをどういうスケジュールや手順で処理するかという計画はありますが、社内にせよ社外にせよ、すべて相手のあることなので、遅れたり間に合わなかったり、いろんなことがあります。
経費申請が遅れる…私にも身に覚えがあります。ごめんなさい、気を付けます(笑)経理の仕事って、実はよく分からない部分が多いんだけど、入社してすぐにできるものなの?
全然できないよ(涙)上司や先輩からは慣れろって言われてきたけど、実際には基本的な手順と違うイレギュラーなことも多くて、すぐには慣れませんでした。基礎がまだできていないのに、応用編が持ち込まれるというか。
でも先輩たちにフォローしてもらいながら、最近はようやく自分のペースが掴めてきたかなという感じです。
―配属が決まった時にやりたかったことはできていますか?
これは自分の知識や経験が不足しているということですが、もっと創造的な提案がしたいと思っています。まだまだ作業的に対応するしかないことが多いけれど、自分にしかできないクリエイティブな提案ができるようになりたい。
どうすればいいのか、具体的にはまだ分かりませんが…。新商品の開発とか、何かを作り出すような仕事に魅力を感じます。
私はやりたかったことができていると思います。もともと、営業職は向いていないと考えていた…というより、自分はプレイヤーよりもサポーターのほうが向いていると感じていて、それが事務職だったというか。メインよりも、それを支えるほうが性に合っているんです。
例えば、営業の方から資料を提出してもらって、それを自分が確認して、不備があれば指摘をしたり修正をして一緒に完成させるようなイメージでしょうか。
―ふたりとも、よく自己分析されているようですね。
―では最後に、今回のテーマである『creative』を踏まえて、今後やりたいことを教えてください。
私は、もっと無洗米吟精を有名にしたいです。会社に対してもお客様に対しても、女性営業の目線から、何か新しい提案ができるようになりたいと思います。
自分のやりたいことは最終的にお客様に喜んでもらえることに繋がっていくと信じて行動し、周囲から感謝されるような営業になりたいです。
私は、何かを尋ねられた時に、もっと迅速に正確に応えられるようになりたいです。今はまだ、課題が発生した時に、都度調べてから回答するのが精一杯ですが、はやく経理として正しい知識を身につけて、それをきちんと相手に説明できるように、もっと勉強したいと思います。
―ふたりにとっては、未経験のすべてのことがcreateなステージですからね。熱意をもって頑張ってほしいと思います。
―最後のおまけとして、社会人になって半年経過した感想を聞かせてください。
私は…自画自賛ですが、電話応対が上手くなったと思います(笑)入社した頃と比べて、自然に、余裕をもって応対できるようになりました。
分からないことがあっても、先輩方に聞きやすい雰囲気で、なんでも話しやすい環境だったというのが大きかったと思います。
私は営業がやりたくて入社したけど、自分が意外と人見知りだったことに気づきました(笑)お客様を訪問した時に、準備してきたことも話せなくて天気の話だけして帰ってきてしまったり…。
営業職が向いていないのかなと考えたこともありますが、先輩方にフォローしてもらいながら、今後の課題として前向きに取り組んでいきたいと思っています。
―ありがとうございました。
ー今回のクロストークで振り返ったことを踏まえて、今後益々のご活躍を期待します。
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